こんにちは!店長の石井乃亜です。
今回はサーフィンの中でパドリングの次に重要とされている「テイクオフ」について解説していきます。
テイクオフとは?
サーフィンにおけるテイクオフとは「波に乗る瞬間、立つ瞬間」のことを指します。
詳しく説明すると、波を見つけパドリングを開始し、加速をし立ち上がった瞬間がテイクオフです。
テイクオフを制するものはサーフィンを制す!
目線、ボードの乗る位置
目線、ボードに乗る位置から説明していきます。
- ボードに対して体を真っ直ぐにして乗る
サーフボードの真ん中(ストリンガー)の真上に身体を置く。少しでも曲がっていたりすると× - 足を閉じて後ろの足をボードの上にのせる
足を開いた状態でパドリングをすると、身体の軸がブレて波に乗ることが難しくなる。
ロングボードの場合や長めのボードの場合、後ろ足ははみ出さずしっかりとボードの上に乗せる。 - 目線は進行方向に対して目先では無く遠くを見るイメージ(約5m先を見る)
目線がものすごく重要になり、サーフボードの先端や下を見てしまうとボードが刺さってしまいます。
手の付く位置
- あばらや肋骨の横に手を置くことを意識する
胸の前に置くと力が入りずらいのであばらの横に置くことを意識する。 - 手のひらをつけて力ではなく自然と体が起きやすいように腕を押し込む
しっかりと手のひら全体をつける。 - 腕を伸ばし胸とお腹を正面に大きく開くようにする
ここでも目線は進行方向を見続ける。
足の出し方
- 後ろ足のつま先を立てた状態から前足を胸に引き付けて足を出す
後ろ足の親指で身体を支えて、前足の膝を胸から出すイメージ。 - 前足はお腹の下にベタ足で着くイメージ
自分の両手の真ん中に前足を着く。 - ジャンプをすると不安定になるので、片足ずつしっかりと動かして立つ
イメージはジャンプして一気に立ち上がるのですが、片足ずつ足の裏をボードに着けて立つ。
立ってからの姿勢
- 両手は肩の高さまで上げて進行方向に対して腕を伸ばす
- 手が上がる事で上半身の軸が真っ直ぐになりバランスが取りやすくなる
- 手が上がることにより見栄えもカッコ良く見える
NGな例
手が下がることにより頭がブレ、バランスを崩しやすくなる。
見栄えも悪くなり、目線が落ち、長い時間波に乗っていることが出来なくなる。
足の向きについて
- 足は肩幅の広さにして立つこと
足の幅が広い方が安定する。 - 足の向きは両足ボードに対して揃えて真横に向ける
足の向きが縦になるとバランスを崩してしまう。 - ボードの真ん中より後ろに立つ
前すぎるとボードのノーズ(先端)が沈み刺さってしまい、後ろすぎるとボードの(ノーズ)が上がってしまいスピードが出ず波に置いて行かれてしまう。
陸上練習が海での差をつける!
テイクオフの動作は3ステップ
- 手を着く
- 前足を引き付けて足のポジションを決める
- 立ち上がる
布団の上や不安定な場所で何度も何度も練習してから海に入ると意外と簡単にテイクオフできるかもしれません。
毎日5分でも良いので是非練習しましょう。
トライ&エラー!
冒頭でもお話しした通り、テイクオフはパドリングの次に重要な動作だと僕は思います。
理想のロングライドを目指し、コツコツ練習しましょう!
更に詳しいテイクオフの内容は
こちら→https://youtu.be/OnttolYoDOI?si=oOjGxJBZ9AlVrzf0
今回は https://youtube.com/@rikihorikoshisurf?si=0xPGcdhWnOC8Y_Gt
堀越力プロにご協力いただきました。
ありがとうございました。
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